人間関係って

2004年12月15日 日常
難しいと思います。

昨日、後輩から「学校の同じクラスの女子と話していてもつまらない、話が合わない。つらいよ。自分が変わらないとそういうのって無くならないのかな」というメールが届いて、少し考えてました。

そういったことに悩むのはすごく正常なことで、別にそういったことで悩むから「暗い」とか、「自分はだめだ」とか、そう考えるのはちょっと行きすぎ。
こういった悩みってのは、個人個人のポテンシャルが問題なんじゃなくて、人付き合いに対する考え方が問題なんじゃないかと思う。

自分だって、話が合わないとなかなか仲良くなれなくて、別のことして誤魔化したりすることは多々ある。でも、それじゃいつまで経ってもつまらないだけだし、そのうち誰も周りに居なくなってしまう。じゃぁ、どうすればいいのか。

つまらないなら、自分から自分について語ってみればいいんじゃないだろうか?そうすれば、周りは自分についての理解が深まる。そして、次に、じゃぁ、君は?あなたは?といった感じで相手のことについての理解を深める。

こういったときの自己紹介、相手への質問の仕方等は少々慣れが必要だが、それは最低限、人間として他の人と付き合って行く上で必要な知識なので、身に着けるまで実践あるのみといった感じだろう。

そもそも、自分の知識ってのは偏っていて当然なわけで、すごく狭い範囲しかカバーできていないから、そこらじゅうの人と全て話が合うなんてのはありえない。だから、最初は話を聞いていても全然楽しくないのは当たり前。興味が無いんだもの。

でも、逆に興味があれば、楽しく感じるわけで、その人についてまずは理解を深めればその人との会話が「つまらない」というのは少しは解決されるんじゃないかと思う。この場合の理解を深めるというのは、その人の趣味をある程度認めて、それについて自分で調べてみることを言うんだけど、そうすれば、少なくとも話は合うようになるし、疎外感は薄れるんじゃないかな。

人間関係ってのはそもそもこういった努力無しに成り立つもんじゃないし、少なからず、皆そういった努力をしていて成り立っているんだと思う。

それに、人間関係に楽しさを求めるっていうのはそもそも間違いなんじゃないだろうか?

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