今日は、自分がプログラミングを始めたころについて。

昔、System3.xというアセンブラ言語をベースにした構造化アセンブラ的なゲーム開発スクリプトがありました。現在、AliceSoftさんはSystem4を利用されているため、System3.xはもはや廃れた感がありますが、当時はすごかったのです。
で、自分はCに飽きて何か画面上でばりばりと動くものが作ってみたかったため、真っ先に飛びついたのです。いや、Cに飽きたというよりは挫折したのですね(汗
当時(今ではもう5年も前のことなんですね)はポインタなんぞはわからないなんてもんじゃなかったです、もはや構文さえ覚えるのが難儀でした。

そのSystem3.xで簡単にノベルゲームを作るため、System3.x上に構築されていたシステムが「NVmini」です。こいつは、正直凄いです(笑
当時、そのソースを見た自分は、独自の小宇宙が展開されているスクリプトに下を巻きました。というか、System3.xは電子部品で、その上にCPUを組んでいるような、そんな感じなんです。コメントにレジスターとか何とか。あぁ、これはZ80全盛の頃に生きていた方が組んだものだなと…

それに関連して、System3.xでは先頭にRND、それと20個の変数の宣言が義務付けられています。これはSystem3.xがそれらを仮想のレジスタと見立てて動作するためだったのですが、ここまで徹底してアセンブラを意識して書いていた言語は、まぁ素晴らしい文化だったなぁと。

そう考えると、3年前にSystem3.xで商用ゲームを書いたのは、アセンブラで書いているようなものなので、相当に手間かけてたなぁと思うわけです。今なんか、オブジェクト志向ですからね、当時ループで割り込み検出させていた人間がイベントハンドリングで処理している自体信じられません(笑
ベンリになったなぁと思う反面、昔のその面倒くささに打ち勝つだけの能力が最近は無くなって来たなぁと思います。

なんだか、昔を思い出して懐かしくなってしまいました。
夏休みもあと1週間を切りました。なんとかしなくては。

がんばるぞー

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