As for You

2004年9月12日
「私たちの立場に立って(受聴者の立場に立って)作曲する」という基本に立ち戻ったスタイルを強調するために付けた名前なのだろうか。As for You。

 榊原大さんの新アルバムAs for youを手に入れた。今回のアルバムは木のイメージが前面に出ている。柔らかい色なのに、硬い、そんなイメージを受けた。
 曲は、かなり良い。自分好みですごく気に入った。特に、「桜雅」「羽衣」と、「凪」は凄く気に入った。彼の十八番である「後半で一気に盛り上がる」音楽は健在で、終始鳥肌がたっておりました〜〜。
 今回が初の試みになるんじゃないかと思う「混乱の空の下」。ノイズミュージックにもついに取り組んだか〜と関心。ひっかかる様な「ボタンのピコピコ音」を包みこむストリングとピアノが最高。

 彼の曲は、最初が気に入らなくても、最後はすごく気に入る場合が多い。なので、最初から最後までじっくりとお聴きすることをお勧めします。。

コメント